お水取りにちなんだ可愛い椿の和菓子!中西与三郎の南無観椿
奈良県の東大寺二月堂で毎年行われる「お水取り」。
お水取りは例年3月1日から14日まで行われ、春を告げる行事ともいわれ、奈良時代から一度も絶えることなく続く伝統行事です。
東大寺二月堂の「修二会(しゅにえ)」は、「練行衆(れんぎょうしゅう)」と呼ばれる僧侶たちが、人々に代わって日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前でその際「南無観、南無観」と唱え懺悔し、天下泰平や五穀豊穣を祈ります。
練行衆が2月23日の「花ごしらえ」の日に作った造花の椿が、二月堂本尊十一面観音に捧げて祭壇に飾られています。
奈良の和菓子店では、2月初めから3月中旬までの時期にお水取りゆかりの椿にちなんだ和菓子が販売されています。
お水取りゆかりの椿にちなんだ創作和菓子、中西与三郎の「南無観椿」を紹介します。
目次
椿のお花が可愛い!南無観椿
冷凍便で届きました。
上の箱が緑色で、下の箱が赤色です。
色合いが椿みたいで可愛いです。
黄身餡2個、白餡2個の合計4個入りです。
練り切りです。
練り切りというのは、日本で古くから伝わる上生菓子の一種です。
2種類の椿のお花で、とても可愛いです。
黄身餡
赤い花びらが3枚、白い花びらが2枚です。
花の芯の部分が黄身餡です。
白餡
赤い花びらが2枚、白い花びらが3枚です。
花の芯の部分が白餡です。
どちらも甘さ控えめでした。
お水取りゆかりの椿にちなんだ、期間限定の創作和菓子です。