見た目はお饅頭!中は空洞!?のお菓子 一口香 茂木一○香本家
茂木一○香(いちまるこう)本家の一口香(いっこっこう)を紹介します。
一口香は、中国伝来の焼菓子です。
見た目はお饅頭ですが、焼く前は餡を入れるのに炊き上がったら空洞になる不思議なお菓子です。
製法と中が空洞という形状から「からくりまんじゅう」とも呼ばれています。
弘化元年(1844年)、初代 榎市衛門は長い年月をかけ、ふんわりと膨れた香り高い菓子に作り上げ、一口食べると香ばしいことから「一口香(いっこっこう)」と名付け販売を始めたのが創業の始まりだそうです。
一口香
いっこっこうと言います。
5個入りです。
水飴、小麦粉、黒砂糖、ハチミツ、唐アク、胡麻を原料として作られたお菓子です。
小麦粉と水あめで練り上げた生地に黒砂糖、水飴、上白糖3種の甘みのある餡を包んで作ります。
焼き上げるときに中のあんこが沸騰し外に出ようとする力で膨らみ中身が無くなってしまいます。
そのため中身が空洞になっています。
見た目は本当にお饅頭のようです。
水飴が主体のお菓子の為、湿度や気温の変化等により、湿気たり硬くなったりしやすいそうです。
食べた時、かなり堅めでした。
底のほうは胡麻がついていて、分厚くなっていました。
胡麻の味が香ばしい、堅めのおせんべいです。
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