走り井は清少納言の枕草子にも登場!走り井の水滴を象った走り井餅 走り井餅本家
走り井餅本家の走り井餅(抹茶)を紹介します。
京都市と大津市を隔てる逢坂山・追分は、かつて、京の都の玄関口として、東海道をゆく多くの旅人で賑わいました。
この付近には、清らかな水が勢いよくあふれ出す井戸があり、この様から「走井(はしりい)」と呼ばれました。
走り井の水は、清少納言の枕草子に紹介される程有名で成務天皇の産湯にも使われたとも伝えられています。
走り井餅の創始は明和元年<1764年>十代将軍徳川家治の頃で、走り井の名水と近江の米でつきあげた餅は、旅人の空腹を補うとともに重要なエネルギー源となり、走り井の水を用いたお茶で咽の乾きを潤し、旅の疲れを癒しました。
古来から東海道の大名物とし全国に知られています。
走り井餅(抹茶)
包装紙を外すと、箱も同じデザインです。
5個入りです。
走り井餅の独特のかたちは、水量豊富な水の流れ、ほとばしる水滴を表したものです。
お餅には、うぐいす粉(きな粉)と抹茶がかかっています。
お餅はやわらかいです。
中にはこしあんが入っています。
こしあんはちょうどよい甘さで、お餅もやわらかくて美味しいです。
走り井餅は、第二十三回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞受賞しています。